1月1日 歳旦祭(さいたんさい)、元旦大祈祷(がんたんだいきとう)
除夜の鐘と同時に斎行される式典で、氏子崇敬者の一年の平穏無事を祈願し、万度祓奏上(ばんどばらいそうじょう)の最中、家内安全・商売繁昌・交通安全等、願主の姓名を一人一人奏上する神厳極まりない神事です。
※元旦大祈祷の申し込みは、年末に承っています。詳しくは社務所にお尋ねください。
1月2日 招魂社慰霊祭(しょうこんしゃいれいさい)
比々多地区戦没者の新年慰霊祭を招魂慰霊碑(しょうこんいれいひ)前で行います。
1月14日 どんど焼き・古札焼納祭(ふるふだしょうのうさい)
お正月の松飾りや〆飾りをお焚き上げし、その火で焼いた団子を食べると風邪をひかない無病息災の行事です。
立春の前日 節分追儺祭(せつぶんついなさい)
厄除招福祈願の行事で、古式鳴弦(めいげん)の儀、鬼遂(おにやら)いの儀などを執行。年男年女の奉仕により、午前10時・正午・午後3時の3回、境内特設舞台にて「豆まき・宝まき神事」を行います。
※年男・年女のご奉仕募集は随時承っています。詳しくは社務所にお尋ねください。
2月17日 祈年祭(きねんさい)
春の始めに五穀豊穣・諸業繁栄を祈るおまつりで、氏子崇敬者が健康で仕事に従事できるよに祈願いたします。
3月17日 人形感謝祭
子どもの無事成長の願いを托した「ひな人形」への感謝のおまつりです。節分明けからこの日まで有終の美を飾り展示し、みたま抜きの神事を行います。
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4月21〜22日 例祭(れいさい)
21日 動座祭 22日 例祭式・御神幸
白鳳(はくほう)4年(672)に端を発する年一度の大祭で、三宮祭(さんのみやさい)の名で親しまれています。内清浄(ないしょうじょう・立ちお神酒)・外清浄(げしょうじょう・火焚き)を厳修した青年により、「イヤートーサッセ(弥遠に栄えたまへ)」の掛け声も勇ましく御神輿が担がれます。また、三基のカラクリ人形山車の巡幸や、境内で行われる伝統芸能里神楽、植木市を始めとする約200軒の露店もおまつりに花を添えます。
大祭時間表(予定)
08:30 | 幟立て・諸準備 |
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19:00 | 動座祭(どうざさい) |
08:30 | 幟立て・諸準備 |
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10:00 | 例祭式 |
12:50 | 三之宮青年(三和会)宮詰 |
12:55 | 栗原青年宮詰 |
13:00 | 神戸青年宮詰 |
13:10 | 行列御立・神輿御立 |
14:00 | 神戸渡し・振奉幣之儀(ふりほうべいのぎ) |
14:25 | 行在所着御祭(あんざいしょ ちゃくぎょさい) |
15:00 | 御立之式・発輿祭(はつよさい) |
15:20 | 神輿御立 |
16:00 | 三之宮渡し |
17:05 | 神社着(鳥居) |
17:10 | 神社着(社殿) ちまき行事 鎮座祭(ちんざさい) |
※提灯の奉納を募集しています。詳しくは社務所までお尋ねください。
5月5日 国府祭(こうのまち) 神奈川県無形民俗文化財指定
平安時代から連綿と受け継がれる伝統と格式をもったおまつりです。一之宮・寒川神社、二之宮・川勾(かわわ)神社、三之宮・比々多神社、四之宮・前鳥(さきとり)神社、一国一社・平塚八幡宮、総社・六所神社による合同祭典で、相模国の成立と国司による班幣(はんべい)行事を今に伝えます。神揃山の特殊神事古式「座問答(ざもんどう)」、大矢場(おおやば)での国司祭(こくしさい)など、多くの神事が粛々と行われ、国土安泰、天下泰平が祈念されます。
→国府祭について詳しい情報を見る
5月第3土・日 まが玉祭
日本文化の伝統継承と地域活性化の行事。「管弦(かんげん)と舞楽(ぶがく)の夕べ」「古式富くじ」、特設舞台での奉納演舞や演技、まが玉づくり、野点、フリーマーケット、地場産品販売、各種展示発表など、30以上の団体により、2日間に亘り盛り沢山に繰り広げられます。
6月30日、12月20日 大祓(おおはらえ)
6月30日:夏越 12月20日:年越
知らず知らずの内に積もり積もった罪・穢れを祓い清め、健康で明るい生活が送れるよう祈願いたします。6月の夏越大祓は、茅輪神事を執り行います。
<茅の輪の話〜蘇民将来〜>
遠い神代の昔、スサノヲノミコトが旅の途中で蘇民将来(そみんしょうらい)・巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟に一宿を求めたところ、裕福な弟の巨旦はこれを拒んだのに対し兄の蘇民は貧しいながらも厚くミコトをもてなしました。ミコトは御礼として悪疫退散(あくえきたいさん)の『茅の輪』の作り方を蘇民に教え、小さな『茅の輪』を腰につけさせせると蘇民一家はその年流行した悪疫から逃れることが出来ました。
『備後国風土記』(びんごのくにふどき)
『茅の輪くぐり』神事はこの故事(こじ)にちなみ、罪・穢れや厄災を祓い生命力を強める行事として、現在6月の末に全国の神社で執り行われています。
その作法は、左右左と八の字にくぐります。すなわち、正面よりくぐり、左にまわり、正面り今度は右にまわり、最後に正面よりもう一度左にまわり、御神前に進みます。
※人形(ひとがた)の申し込みについては、社務所にお尋ねください。
10月17日近くの日曜 正祭(しょうさい)・慰霊祭
崇神(すじん)天皇より、神地「神戸(ごうど)」を賜ったことに感謝する秋のおまつりです。続いて、かつての戦役で尊い命を失われた比々多地区の英霊を称え、戦没者慰霊祭を行います。また、比々多地区太鼓連による鎮魂太鼓の音色が秋の澄んだ里内に響き渡ります。
11月中旬 酒祭(さかまつり)
栗原(くりばら)の沢山(さわやま・三段の滝)でお水取り神事を行った後、「鶉甕」(うずらみ・県重文・須恵器の土器)に御神水を捧げます。酒解(さかとけ)の神さまを称えて、新酒の醸造安全、酒類関係者の商売繁昌を祈願いたします。
11月23日 新穀勤労感謝祭
実りの秋を迎え、新米(しんまい)を御神前にお供えし、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、あらゆる諸産業発展に感謝するおまつりです。